魔王
2008年8月29日…観てて良かった…!
歌番で嵐が出演した。
いつも通り「タカさんに指示された大野くんが中居に喧嘩吹っかけてそれを他メンバーが必死で止める」という小芝居を爆笑しながら眺め、しかしその「吹っかけ」の重要な台詞を大野くんがトチり、「おいおいドラマ大丈夫かよ」とツッコまれる始末。
…ドラマ出るんだ?
金曜夜10時ということで時間的にちょうど良かったので観てみた。
非常に面白かった。
成瀬(大野)は、弱者には無償で弁護を引き受け、"天使の弁護士"と呼ばれている。
しかしこれは表の顔。彼は、11年前かけがえのない弟を殺した犯人を追い詰めることに人生をかけた"冷徹な復讐鬼=魔王"だった。
一方、芹沢(生田)は、熱血刑事。過剰なまでに悪を憎むあまり、トラブルを起こすことも。
ある日、芹沢に赤い封筒と1枚のタロットカードが届いた。
なぜ送られてきたのかさっぱり分からない芹沢。しかし同時にそれは、政治家である父の顧問弁護士にも届いており…。
差出人不明のタロットが届くとき、連続殺人の幕がひらく。
……それが7月上旬の話で。
まぁ何ていうか。弟を殺された(事故っぽいけど)成瀬さんが、殺したくせに無罪になった芹沢の、周囲の人間をじわじわ殺していって精神的にいたぶる話です。
しかも標的に恨みを持つ人間を巧みに利用する感じ。
場所とか凶器とかタイミングとかを与えてあげて。自分は一切手を出さずに殺させたり事故起こしたり。
そんな感じで9話終了現在順調に片手の数ほど死んでおります。
しかしついに憎き宿敵芹沢に、11年前殺した弟の兄だとバレてキレられ殴られていた成瀬さん。
何だか不明瞭な言葉で色々叫ぶ芹沢に「早く私を捕まえてください」と告げて立ち去り、弟の写真を眺めて「もうすぐ、すべておわるよ」と呟いて続く!!
…気になるなー続き…しかしホントにまぁ、ツボを抉り取って握りつぶして灰になるまで燃やされたようなドラマだよ…!
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