伝説の3000ギル事件

…いや、もう、何ていうか、ゼノギアスって神だよね！

　

　

ビリー・リー・ブラックくん（画像）

『教会』で戦う神父をやっている美少年（１６歳）です。
銃を３つも使い分け、攻撃力魔力を兼ね備えながらも『そのひ弱な外見どおり打たれ弱い（HP防御力低め）』というキャラです。

ビリーくんが主人公たちに出会って間もなく、こんな会話がありました。

・父親が母と妹を置いて失踪
・母、化け物に惨殺される
・それを見た妹がしゃべれなくなる
・その時に救ってくれたのが『教会』の司教様（化け物をけしかけた張本人）
・孤児院にも入れてくれた司教様（母に横恋慕してました）

・「馬鹿みたいだよね、妹を養うためなら自分自身さえ売ろうとしたのに」

　
…え？
……え？あれ？
今普通に読み飛ばしてしまったけれど、あれ…何だったの今の。

…売るって…春を？
……いやいやいやいや、まさかまさか！だってＲＰＧだし！

いくら１０年以上前でＣＥＲＯなんて何もない時期でもさ！
さすがにＲＰＧのしかも真面目几帳面な神父キャラがそんなまさか！！！

・熱血王子様・バルトくんキレる。
「お前なあ！
　世の中には売って取り返しのつくモンと、つかねえモンがあんだぞ！？
　わかってんのか！？」

・絶句の私にトドメの一言。
「もちろん思いとどまったよ。
　でも一晩3000ギルになるっていわれたから……」

　　　
見間違いじゃなかったァァァァアアアア！！！！！

マジで！？マジなの！？つーか安いだろ３０００ギル！良いのかよそれで！！
一番安い回復薬が１０ギルだろ？春を売るには安すぎるでしょそれ！
３万払うから添い寝しry

　
・ますますキレるバルトくん。
「バカ野郎！今度からそういう時は、妹つれて俺の艦に来い！
　うちは自給自足だけど、少なくとも食う寝るには困らねーからな！」

…なんて良い奴なんだお前…。
ビリーくんも「…意外とイイヤツ？」とか言うし。
「素直にありがとうって言えよな！」とかバルトくん憤慨だし。

　
しかし恐ろしいゲームだ…ゼノギアス…。
昨今のゲームによくある「あからさまな萌え狙いシーン」じゃなくて「どシリアスな生い立ち告白シーン」だからこそ…この威力ですよね！

もう…パーティメンバーに入れようか迷ってたけど、常駐メンバーに決定だよ…ビリーくん恐ろしい…！